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[コメント] 存在の耐えられない軽さ(1988/米)

ときおり流れるピアノの調べにいいかんじになり、ときおり入るボカシにヤなかんじになる。
ざいあす

ダニエル・デイ・ルイスは「素朴な青年」のイメージ強くて、やりまくりプレイボーイにはどうしても見えない。後半の農夫やってる姿の方がしっくりくる。もっと無機質なクール・ビューティーが良かったのでは?レイフ・ファインズとかジェームス・スペイダーとか・・。

誰とでもやりまくるのも不毛な気はするが、ジュリエット・ビノシュの一途なイノセントも、これはこれでうざったい。この水と油2人が惹かれ合うところは、いいバランスを醸し出している。

残りの1人、レナ・オリンは、やや傍観者スタイルというか、ラストも二人の結末を知らされるところに象徴されている。これだけ長いんだから、彼女の生き様も掘り下げて欲しかった。

それにしても、ボカシの連続はイライラする。二人のハダカは、筋肉質と田舎ネーチャンという好対照で、エロくはないのだが、妙なリアル感はある。

(評価:★4)

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