コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 暴行(1963/米)

この映画、永く見ることができなかったので、もしかしたらトンデモなものなのかも知れないと思っていたのだが、いやいや結構きちんとした映画でした。我らは宮川ですが、彼らもジェームズ・ウォン・ハウですから。また、ポール・ニューマンによる多襄丸の造型も大いに見応えあり。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 例の「風」−真砂−クレア・ブルーム登場シーンにもハッとさせられる。素早いズーミングが少々うるさいカットもあるけれど、流石ウォン・ハウの撮影は素晴らしい。

 またニューマンのこのメキシカンの造型はもう少しで「やり過ぎ」になるところをギリギリで踏みとどまってニューマンが優秀なアクターであり同時にエンターテイナーであることを再認識させられる。さらに上田吉二郎のやった役と云っていいだろうかエドワード・G・ロビンソンもいつもながら素晴らしい。

 しかし森がサボテンに変更されている部分と暴行が行われる水辺の装置が矢張り見劣りする。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。