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[コメント] 女囚さそり 701号怨み節(1973/日)

さそりに好意的という設定ゆえに毎回酷い目に遭っていた渡辺やよいが今回はチクリ側となって意趣返し。
3WA.C

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







さそり番外編

 『けもの部屋』で、妊婦を胎児ごと殺した男を憎んで憎んで憎み切ったナミが、どーして工藤を許しちゃうの? 一応、ベランダで入れる入れないの攻防をやってたけど、突き落としたのは工藤だよ。それなのにその後デキちゃうなんて。しかも工藤は勃つのか。

 『女囚701号』で「騙される女に罪がある」と言っていたナミ。だから、工藤に惚れて騙されたナミ自身を殺したってことなのかな。理屈になっているような、いないような。

 長谷部版さそりは良くも悪くも普通の映画だった。ケレン味がないのでエログロさは薄味。ヌード・輪姦要員が森秋子だけだもん。音楽は天知茂「明智小五郎シリーズ」だったし。やっぱりプラスアルファ的な作品なんだなと。オープニングとエンディングも集大成的雰囲気が満載。

(評価:★3)

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