[コメント] 半落ち(2004/日)
法廷ものにおける日米の違いは、アメリカでは弁護人が陪審員の人情に訴えるのに対し…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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日本では、裁判官が勝手に被告人に同情してしまうこと。
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原作は未読ながら、結構期待はしていた。しかし、実際はどうだろうか?
これが良い作品であることは認める。
キャラクタは良かったし、複雑な物語を淡々と、しかし破綻無くまとめたのも評価はする。
これだけたくさん出てくる途上人物一人一人にスポットを当てつつ、物語を展開させていくのは良い。だけどちょっと焦点が絞り切れてなかったんじゃないかな?
物語の重さを全て受け止め切れたとは言えない内容だったし、最後の裁判のシーンが、法廷に見えなかったのも問題。吉岡秀隆を裁判長にしたお陰で、妙に人情味が増えすぎたように思えてしまう。裁判をもっとドライなものにすることと、嫌な人間をもっと嫌な感じで演出すべき。結果的に、終始優しいだけの人間ばかりの物語になってしまったし、後半になるに従い、テレビドラマっぽくなってしまった。
それと色々詰め込んだため、ちょっと物語が分かりづらかったのもちょっと問題。 キャラクタも良いし、物語も良い。ただ、それを受け止めるだけの演出が足りなかった。社会に対する問題提起を出すにせよ、生きることの辛さを演出するにせよ、その辺が中途半端。
どうせなら泣ける作品にして欲しかったな。
(評価:)
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