コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 好人好日(1961/日)

なにもかもヘンな映画だ。(05・6・17)
山本美容室

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 この映画の笠智衆は、とてもヘンな人だ。と言うか映画そのものがヘンやね。下手な鉛筆書きのタイトルデザインが真鍋博というのもオドロキやねぇ。この人はシャープなデザインのイメージがあったんやけど。

 小津安二郎の映画の笠智衆に慣れているので、こんなにふざけた演技も出来るんやなぁと感心してしまった。黛敏郎の音楽もふざけていて楽しい。(焼き芋屋の流しているオープンリールの音楽が斬新)

 奈良のコレでもかと言わんばかりの青空が印象に残ったなぁ。 小川虎之助のヤクザ(?)と三木のり平の泥棒が良い味を出しとったね。終わり方もヘンだけどなんか憎めん作品だなぁ。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。