[コメント] 25時(2002/米)
ノートンが主演した「アメリカン・ヒストリーX」と同じ感想になってしまいますけど、この映画が終わった後が重要だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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金持ちの子息達を大量にヘロイン中毒にして肥え太ってきた麻薬ディーラーが刑務所送りにされたところで、それは「自業自得」の一言(7年の刑期で済んでよかったなぐらいのもの)なんですけれど、刑務所に入って手ひどい目に遭わされるかも知れない恐怖や焦りを体現したノートンの演技は相変わらず手堅いです。
刑務所の中でボコボコにされまくるかも知れないですけど、刑期を勤め終えたその後も人生は長く続くわけで、友達や恋人が待っていてくれると信じて生きていくしかないんですね。作品の色調は一貫して暗いですけど、劇中に9.11のグラウンドゼロが登場します。「受けた傷を乗り越えて、新しく生きていこう」というような、前向きのメッセージを含んだ作品です。
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