[コメント] ジャスト・マリッジ(2003/米=独)
まるで、どたばたハネムーンの模擬体験。プロットの展開はおなじみでも、こうも完成度が高いと物凄く笑える。次第にエスカレートする本音。そして距離が離れたり近づいたり……逆に羨ましいぞ。主演2人も体を張った熱い!演技で好感触。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アシュトン・カッチャーとブリタニー・マーフィー、今をときめく若手俳優の2人。思った以上にバカ演技が上手く、結構笑わせてくれる。アシュトンは『ゾルタン星人』の例もあるから、もしかしたら真面目青年を演じるよりも少々ハメを外した青年を演じる方が好きなのかもしれん(笑)。ブリタニーは、あの下品な笑い(すんません笑)が卑怯すぎるぞ。可愛い容姿とのギャップがね!(とは言え彼女、昔はかなり太ってたような)
アメリカ版の成田離婚を面白くさせたのは、そのものの設定。お嬢様のサラに対し、スポーツ実況に憧れる交通ラジオのDJトム。冒頭で描かれるのは2人が空港に降り立ち喧嘩をするシーンだった。最初にハネムーンの結果を置き、それから喧嘩に至る経緯を描いていく…という設定が生きている。
ただ、あれだけトムを毛嫌いしていたサラの父親が、トムの決意表明を聞いただけで(しかもインターホン越し。)心が入れ替わっちゃうというのは、お約束だとしてもどうもヌルい。もっと奇想天外なオチが良かったかな。
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