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[コメント] キャンパス・クレージー(2003/米)

トム・グリーンの扱い方がなっとらん。脇役やらせると…この始末。監督・主演じゃないと絶対に詰まらんよ。断言。映画的にアホ指数もエロ指数も中途半端!もっと狂いなさい…。ただ、おっかねークリス・ペンを久々に観れたからなぁ(笑
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







トム・グリーンに脇役をやらせるのが無理な話。だが脇役と言っても幅は広い。トム・グリーン的に言えば『チャーリーズ・エンジェル』のチャドや『ロード・トリップ』のバリーはOK。この映画でのダフは駄目!なのだ。

それは何故か!そう、彼を中途半端に扱うと痛い目に合う!これ、絶対。チャリエンのチャドはほぼカメオ出演に近い形でありながらキャラクターとしての位置は結構上位(トムの前妻ドリュー・バリモア扮するディランの彼氏)だった。短い出演時間の中で馬鹿爆走する。ロード・トリップのバリーは、この映画がロードムービーでありながら主人公達と一緒に旅はしていない。要は、半端な脇役をやらせるな!ということ。「部分的」なインパクトを持たせる為の起用なら本当に面白いのだ。

対して、ダフは最悪だ。正直いって空回りしすぎている。原因は勿論、役柄が主人公の相棒だということ。個人的には好きなグリーンが笑いを取りにいくのはニヤニヤしながら観てしまいはするけれど、かなり肩透かしだ。彼のギャグセンスが全く生かされてない!どうしたの!あのラジー賞総なめ級のギャグマシーンは!!

本編に話を戻すと、もうぶっ通しでグダグダ。脚本そのものがオチへの辻褄合わせで精一杯。個人的にはクリス・ペン演じるデイブをもっと登場させてほしいところだった。あの銀行強盗シーンは惜しい。あのまま逃走したはいいが実は現金が荷台に転がってた…とか、一緒に逃走したけどハメられるとか。あそこでデイブを殴るだなんて〜

ということで・・・

もうね、トム・グリーンの監督第2弾に期待するしかないわ

(評価:★2)

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