[コメント] パニック 脳壊(2000/米)
殺し屋という枠にとらわれなくても充分に「宿命の意味」を学べる作品。女性関係の描写が少し回りくどいが、家族を想うウィリアム・H・メイシーの演技には感動する。内面は日常茶飯事なテーマなだけにズシンと響くものがある。
最初は「殺し屋の概念なんて皆無なんだから理解し難いよ」などと思っていたが、実は全くの勘違いだった。この作品における舞台があくまでも殺し屋稼業なだけで、これは日常的なものへと置き換えることが出来るハズ。そうした視点で鑑賞すると、実に興味深い話へとなる。
身近な人間が傷つくとき、初めて罪の深さを知ることになる。単純なのだが、とても凄いメッセージだ。
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