[コメント] グッバイ、レーニン!(2003/独)
設定は劇的だが、内容は普遍的だと思う。
革新的に変化する世の中についていけない老人達。
家の親だってそうだ。
「俺はこうやって生きてきたんだからしょうがない。」
頑固だった親、優しかった親、厳しかった親。
思いでは尽きないが、いつの間にか小さく見えてきてしまった。
それでも感謝しているし、尊敬している。
甘やかされて育っただけに、年老いた老人のわがままを受け入れてしまう。
もうその考えでは時代についてはいけないことも知っているのに…。
話を聞いてしまう。共感したフリをして、うそをついてしまう。
今まで大切に育てられたからこそ、大切に見守ってあげたくなる。
現実は刻々と変化するが、年老いた感性は変わらない。
普遍的な親子愛。
アイ・アム・サムとダブらせてしまった…
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