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グッバイ、レーニン! (2003/)

Good Bye Lenin!

[Comedy/Drama/Romance]
製作シュテファン・アーント
監督ヴォルフガング・ベッカー
脚本ベルント・リヒテンベルク / ヴォルフガング・ベッカー
撮影マルティン・ククラ
美術ローター・ホラー
音楽ヤン・ティルセン
衣装エンネ・プラウマン
特撮アンドレアス・シェレンベルク
出演ダニエル・ブリュール / カトリン・ザース / マリア・ジモン / チュルパン・ハマートワ / フローリアン・ルーカス / アレクサンダー・バイアー / ブルクハルト・クラウスナー / ミヒャエル・グヴィスデク
あらすじ東西冷戦時代、イデオロギーによって分断されたドイツ。東ベルリンに生まれたアレックスは母と姉を家族に持つ。父が女性を作って西側陣営に亡命してしまった事で、母クリスティアーネは、社会主義運動に没頭していく。月日は流れ1989年、デモ参加を理由にアレックスが逮捕される現場を偶然見てしまった母は、心臓発作で倒れてしまう。彼女が覚醒するまでの8ヶ月の間に<ベルリンの壁>は崩壊していた。劇的に流入してくる資本主義文化の波の中、彼女に致命的なショックを与えまいと、アレックスはあたかも東ドイツ体制が健在であるかのようにふるまう。 [more] (chilidog)[投票(3)]
Comments
全78 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5現実の壁と心の壁を描いた作品。ベルリンの壁崩壊前後の東西ベルリンの状況がよく伝わってくる。映画の力を信じる作者の気持ちも感じました。 [review] (スパルタのキツネ)[投票(8)]
★5この主人公の、といよりも、この監督の作った物語にのめり込みすぎて、ラスト30分はハラハラハラハラとただ涙がこぼれた。(2004/04) [review] (秦野さくら)[投票(6)]
★5作者の苦渋が寸止め空手のような演出としてにじむ。笑いも寸止め、批判も寸止め。そのことが見る側に心苦しさを与える。もちろん仮に登場人物が実在したらその心苦しさには比べるべくもないが。振り切らないことが熟考を促す素晴らしい映画だ。 (ロープブレーク)[投票(5)]
★5文句なしの秀作。時間を遡ること、過去に戻ることのメルヘン。散骨の大空の花火。何よりも一人の人間を守ろうとするその暖かさが素晴らしい。うーん、感動した。演出も秀逸。ある意味ではどこにもない国を探す童話でもあるのだ。 (セント)[投票(2)]
★4母が信じたものは、体制としては崩壊しても、息子には伝わっていた。国はすっかり変わっても、小さな関係の間ではしっかりと守られたものがある。そこがとても感動的だ。笑わせながらも、「大切なものとは何か」という愚直な問いを実は断固として問うている。 [review] (ツベルクリン)[投票(12)]
★4登場人物みんなが人に何かを与え、人から何かを貰っている映画。究極の社会主義。 [review] (はしぼそがらす)[投票(8)]
★4小僧の浅知恵が形になる時 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★4主人公の母親が幸せだったかを考えるとき、自分はあの小野田少尉のことを考えてしまうのだ。母国は「帰るべき」ところであったのか…? [review] (水那岐)[投票(6)]
★4映画芸術をどこまで信頼して制作できるか。映画としての破綻を恐れずに、どこまで「自分の言いたいこと」にこだわれるか。「我々が観たい」ものを見せた映画ではなく、「監督が見せたい」ものを観たという気にさせられる映画。空想の翼が限りなく広がる。 [review] (ジェリー)[投票(5)]
★4彼女にとっては知らされた衝撃より、知らされないようにがんばった息子の姿が衝撃的だったと思う。嬉しい衝撃。 [review] (らーふる当番)[投票(4)]
★4母のためだけではない、自分のために。2004.12.14 [review] (鵜 白 舞)[投票(3)]
★4社会全体が抱いた「社会主義」という共同幻想に、家族の中で母と子が描く小さな共同幻想が重なっていく。この映画は、幻想に踊らされた彼らを笑ったり断罪したりはしない。あくまでまなざしは優しい。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★4小さき部屋での東西統一。 [review] (tkcrows)[投票(3)]
★4ううむ...。なぜ、「グッバイ」・レーニンなのか、合点がいかない。東側共産圏の崩壊をさしてグッバイを言うなら、さしずめ、スターリンにではないの?でも、あのシーンは見ごたえがあるなと、思う。 [review] (kazby)[投票(3)]
★4さらば、愛と幻想の共産主義。 [review] (新人王赤星)[投票(2)]
★3幻想の東ドイツ。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(7)]
★3設定がシリアスなのに、オフビートに笑いを交えて展開されるアンバランスさにいまいちのめり込めず。 [review] (ざいあす)[投票(3)]
★3主人公の行動原理は旧東ドイツ政権の末期と酷似している [review] (torinoshield)[投票(2)]
★3東独近代史に於ける劇的なターニングポイントが国民にもたらしたものが、パノラミカルなスケールではなく、後半では1人の女性に仮託され、シテュエーションコメディの定型に沿ってのドタバタに終始するのが全くつまらないし、何かにつけ詰めが甘い。 (けにろん)[投票(2)]
★3大して面白いとは思わないがどうにも憎めない映画だ。つまるところ良い人物しか出てこない映画に私は弱いのだ。たとえそれが現実にはあり得ない空想の世界だとしても・・・ (赤い戦車)[投票(1)]
★2すっごく優等生な映画で頑張って作っているんだけど、この話のタルさは堪え難い。2倍速で見て丁度よいテンポ。ま、「みーんなイイヒト」って事で。現実もそんなだったらさぞや良いんだけどね。 [review] (ボイス母)[投票(1)]
Ratings
5点37人******************.
4点108人******************************************************
3点49人************************.
2点5人**.
1点0人
199人平均 ★3.9(* = 2)

[この映画が好きな人]

POV
ソビエト映画史と映画で観るソビエト史 (町田)[投票(11)]『虎の門』で井筒監督が採点した作品(03年4月〜) (STF)[投票(9)]
ただ淡々と暮らすことの美しさ (パッチ)[投票(7)]ドイツ映画史と映画で観るドイツ史 (町田)[投票(5)]
誰かを葬<おく>る (死ぬまでシネマ)[投票(2)]個人的なDVDコレクション100 (中世・日根野荘園)[投票]
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