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[コメント] グッバイ、レーニン!(2003/独)
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★3社会や国家に翻弄された人たち。職を失い、資本主義に適応し、しかもそれが1年未満の出来事。西側から商品が流れ込んでくる。ただ、8ヶ月も入院してたの入院費に困ってる感じがしないのは社会主義国のいい面なのかな。調べたら東ドイツの医療は無料だったそうだ。それで、ずっと入院してもお金の心配をしないで済んでる。(2023/04/04/NCL) (USIU)[投票]
★5ラスト30分の緊迫感が悲しみを誘う。とんでもない名作。 (サイモン64)[投票]
★4西側と東側の欠点を公平に見せている(秘密警察とポルノ)のは好感が持てる。あまり知られなかった東独の実情(政府の支給物とか)は興味深い。いろいろ登場する小技は効いているが、メインストーリーがアイディアだけに頼っていて、弱い。ラストの母親のまなざしに+1点。 (KEI)[投票(1)]
★4福祉社会のビジョンが映像業界最末端に託されるという離心性は、含羞ではなく偶然であると措定されねば成り立たないだろう。自分のブライダルビデオが世界を救うと知った男は、その虚構性ゆえに、もっとも真実に近づくのだから。 (disjunctive)[投票]
★3大して面白いとは思わないがどうにも憎めない映画だ。つまるところ良い人物しか出てこない映画に私は弱いのだ。たとえそれが現実にはあり得ない空想の世界だとしても・・・ (赤い戦車)[投票(1)]
★4ドイツ人の完璧主義を笑う作品…と言っても、あながち間違ってはいないはず。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★5ララ役のチュルパン・ハマートワが可愛すぎて画面に集中しづらかったという本音。 [review] (シオバナカオル)[投票]
★4美しく、シャレてる (ユメばくだん)[投票]
★3息子を見つめる母親のまなざしに、只事ではない情感とリアリティがある。 (田邉 晴彦)[投票(1)]
★3民主も社会もあんまり意識できない日本人の私には、固く冷たい印象の東独を こんなに丸っこく描いたのに驚いた。 現実感が程よくブレンドされたメルヘンは なぜかヨーロッパの監督ほど巧い。 ただし点数のほうは 中盤のダレ方が顕著過ぎてダメ。 (ありたかずひろ)[投票]
★2映画や人や国に対する愛の強さは、映画作りの才能にほとんど関係ないという残酷を改めて思い知らされる。メッセージ重視も結構だが、それがヘタさの言い訳になってはならない。『50回目のファースト・キス』の方がよっぽど面白く、美しく、感動的だ。 (Lostie)[投票]
★4生きるってことは、大変なことなんですね。 [review] (chokobo)[投票]
★3亡き祖国への鎮魂歌。国にせよ、人にせよ、滅び行くものには独特の哀惜の念は湧く。しかしそれはやっぱり、滅び行くものであるからに過ぎないとは思う。 ()[投票(1)]
★4レーニンが言う。「一緒に逝くか?」と。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★5公開当時、感動しすぎて何も書けなかった。彼の物語はデタラメかも知れない。でも、そんなデタラメが荒れ狂う現実に立ち向かう少年の原動力になっている。それは僕が虚構を信じる理由そのものだった。そして愛しているよ、ママ! (kiona)[投票(1)]
★4東西統一時の東ドイツの実情の中で、息子の母への愛で綴られるストーリーは、更に大きな母の愛情で包まれている。 (NAO)[投票]
★4幸せな嘘も方便。りかちゅは丸善で三千円出して「壁のかけら」を買いましたが、引越しで行方不明に。残念無念とはこのこと。 (りかちゅ)[投票(1)]
★5体制転換で翻弄される小さな個人。平和ボケした日本人の我々に深く突き刺さりました。よく作りこまれた良い映画だった(音楽・映像ともに)。 (uko243)[投票]
★4決して傑出した映画ではない。だが私は「母と子の愛」に弱いのだ。それはもう、ほんと、信じられないくらい弱い。とはいえ、そもそも愛(の物語)なんてありふれたもののはず。それでもそのありふれた愛が私の心を打ちえたのは、この作品が不可視のものであるところの愛を映画的に表現していたからにほかならない。 [review] (3819695)[投票(1)]
★5結局はビデオの中でしか実現しなかった社会主義の理想。この監督はキツイ皮肉屋だと思う。 (パグのしっぽ)[投票]
★4時代が新しく生まれ変わる際に捨て去らなければならないもの(価値観等)への郷愁が母親の姿を通して描かれており、すこし切なくなりました。 (TM(H19.1加入))[投票]
★3主人公の行動原理は旧東ドイツ政権の末期と酷似している [review] (torinoshield)[投票(2)]
★4ここまで愛情たっぷりのプロパガンダ映画はそうそう作れるものではないと思う。 (_)[投票]
★3本はよく出来ていたけど。いま少しの「コワさ」があってよかった。 [review] (HAL9000)[投票(1)]
★4家族を優しく看取ること。4.0点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票]
★5有りそで無さそな(無さそで有りそな?)設定の中でとってもコミカルに仕上げているけれど、「そのとき」の東ドイツ国民の混乱?やるせなさ?悲しみ?流されていっちゃう感じ?などのとーーーっても複雑な心境が見事に伝わってきました! (みか)[投票]
★3お母さんが色々な意味で不憫で観ていて辛かった。 (ノビ)[投票]
★2すっごく優等生な映画で頑張って作っているんだけど、この話のタルさは堪え難い。2倍速で見て丁度よいテンポ。ま、「みーんなイイヒト」って事で。現実もそんなだったらさぞや良いんだけどね。 [review] (ボイス母)[投票(1)]
★4夢のない世界の中で夢を見たい物語のような気がするけど、夢が叶ったからこそそんな目に遭ってるわけで、夢と現実って何よっていうのが悲しくもありつつ、設定は非常に限定的な世界を描いていながら実に等身大の夢の物語じゃないかと共感。 (SUM)[投票]
★3主人公が必死で守ろうとしていたものは、いったいなんだったのだろう? (しゅんたろー)[投票]
★5 空を舞うレーニン! レーニン! レーニン! 観たこともないクライマックス! 本当にレーニンが空を飛ぶ! [review] (桂木京介)[投票]
★4映画芸術をどこまで信頼して制作できるか。映画としての破綻を恐れずに、どこまで「自分の言いたいこと」にこだわれるか。「我々が観たい」ものを見せた映画ではなく、「監督が見せたい」ものを観たという気にさせられる映画。空想の翼が限りなく広がる。 [review] (ジェリー)[投票(5)]
★5東欧フリークの友人に勧められて観た。東欧初心者の私でもストーリーの良さにぐんぐん引き込まれていった。こういう作品に時々出会えるからこそ、映画好きはやめれないなぁーと実感させられるような、そんな映画でした。 (はっぴぃ・まにあ)[投票]
★4母親は東ドイツで最後の果報者であり、息子もまた然り。 [review] (ぴーえむ)[投票(1)]
★4主人公が作ったもう一つの国。家族の愛の国。そして、あのトモダチ最高!! (あちこ)[投票(1)]
★4体制が変わって利便性が増し前よりは豊かになっても、どこか過去を懐かしむ。 過去自分達がいた社会主義をそこまで否定するワケでも無く、寧ろ大事な過去だったと感じれる、そこが良い。 [review] (あき♪)[投票]
★4乾燥したドイツの空気、ピクルスの味。砕けたタンス、旗。 (バーボンボンバー)[投票]
★4母のためだけではない、自分のために。2004.12.14 [review] (鵜 白 舞)[投票(3)]
★4社会全体が抱いた「社会主義」という共同幻想に、家族の中で母と子が描く小さな共同幻想が重なっていく。この映画は、幻想に踊らされた彼らを笑ったり断罪したりはしない。あくまでまなざしは優しい。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★4母親への想いは娘よりも息子の方が熱い・・・これは洋の東西を問わず、体制を問わず普遍的なものでしょう。息子の必死さは共感できる。 (RED DANCER)[投票(1)]
★4設定は劇的だが、内容は普遍的だと思う。 [review] (billy-ze-kick)[投票]
★4失われたことに値する素敵なお葬式。 (sadahiro)[投票]
★4彼のついた嘘は、東でも西でもない優しい世界を作っている。悲しく美しい家族愛に涙。 (わわ)[投票]
★3平均点下げてごめんなさい。ちょっと長いと思う。構成も甘い、今一歩。いろんな愛は溢れているんだけどね。 (某社映画部)[投票(1)]
★4途中から目的意識が変わってゆく主人公を観ていると、なんとも楽しい。そして、‥‥ [review] (わさび)[投票]
★5素晴らしい映画でした。観念としてしか語られなかった社会主義を、ひとりの女の、母親の、妻の姿として主観的に描いてくれた初めての映画かも(じゃないかもしれないけど)と思いました。だよね、人間は主義では生きてなくて、そこには生活があるんだもんね。すっごくよく練られた脚本なんだろうなー、激しく感動しました。 (エピキュリアン)[投票(1)]
★4小さき部屋での東西統一。 [review] (tkcrows)[投票(3)]
★4彼女にとっては知らされた衝撃より、知らされないようにがんばった息子の姿が衝撃的だったと思う。嬉しい衝撃。 [review] (らーふる当番)[投票(4)]
★4主人公の母親が幸せだったかを考えるとき、自分はあの小野田少尉のことを考えてしまうのだ。母国は「帰るべき」ところであったのか…? [review] (水那岐)[投票(6)]
★5ひたむきに、真摯に、誰かを想う事の高潔さ。それは人が生きていく上で当たり前の意識のようであり、最も難しい意識。打ち上げ花火を見ながら、目の前にパチパチ火花が散るのを感じた。恥ずかしいけど言ってしまおう。これは最高に素晴らしい映画! (づん)[投票(1)]