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ジェリー

日本の1960年代のシリーズ物に目を向けると、見たことのない宝がたくさんあった。
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あらすじ3
POV8

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最近のコメント 10
★2鬼検事(1963/日)冒頭、和製ノワールの乾いたいい雰囲気でスタートするも、親子相克のモチーフが入り一転ウェットに。さらにこの展開も途中まで。そこから先のストーリーは、驚くほどの粗さで結末に疾駆する。重要人物の顛末回収が全く面白くない。[投票]
★5拳銃無宿(1947/米)確固としたテーマ性、こうあるべき渋い脇役(父親、母親、保安官、蹄鉄屋)、広大な俯瞰、酒場の大喧嘩、ユーモラスな家畜、落下する馬車。さらに「無宿の荒くれ男が去らない」という西部劇の定跡崩しの革新性とゲイル・ラッセルの魅力に白旗上げる。[投票]
★2博奕打ち(1967/日)デリケートなところで後味が悪い。登場人物間の付置結構はまとまっているのに、一部登場人物の結末のつけ方に共感を阻むところがある。観客の感情マネジメントの粗っぽさが敗着の原因。それにしてもこの若山富三郎はすごい。[投票]
★4明治侠客伝 三代目襲名(1965/日)地面すれすれにキャメラを置き、掘割の縁に佇む鶴田浩二藤純子。奥まで合ったピントに思わずうなる。灰色と緑の押さえた色調が抒情的だ。奥には舟影も見えるが、これはたぶんミニチュア。ワンシーンであってもここまで凝るのが加藤泰。 [review][投票(2)]
★3拳銃の町(1944/米)謎解きが中心で、ハードボイルド映画に登場しそうな人物が登場する異色西部劇。ジョン・ウェインがいつもと違うし(殴り合いはするが誰も撃たない)、じゃじゃ馬を演じるエラ・レインズにはファム・ファタールのテイストがある。[投票]
★1君よ憤怒の河を渉れ(1976/日)ひどい映画だった。しかし理由をあげつらうより、海外で大ヒットした理由を考察した方がずっと意義深い。それは、1)主役キャラの一貫性と、2)シークエンス変化が大胆であること。この二つか。(劇判音楽のひどさは、この映画の金字塔なので特筆しておく)[投票]
★3儀式(1971/日)儀式を通じて求心力を更新し続ける共同体のいやらしさが徹底的にあぶりだされる。そのとき大島渚のとった方法は「禁じ手」である。なぜなら登場人物の「過剰な」振る舞いが、儀式の「過剰さ」を告発するからだ。表現倫理を侵犯した大島渚の心の痛みが伝わってくる。[投票(1)]
★4暗殺の森(1970/伊=仏=独)画面の隅々に目を凝らすと、俳優の演技が生んだものとは異なる無数の時間が息づいている。目にしたことが現実のできごとのようにざわざわとして一筋縄ではない。教訓話とも思想とも無関係で不定形な世界が表現され、それ故に美しく、それ故にロベルト・ロッセリーニの正嫡なのだ。[投票(1)]
★5日本侠客伝 昇り龍(1970/日)任侠映画は、主人公の感情のピークが喧嘩場に設定されることに本質的意義があった。本作は違う。慕いあう男女の別れの場で起こった。ここに、一つの映画ジャンルが決定的変質を遂げたしるしを見る。藤純子の凄艶で透明な美しさが、その変容を誇る勝鬨のようだ。[投票]
★3ひばり・チエミの弥次喜多道中(1962/日)歌の上手い二大トップスターを擁して、お江戸ものミュージカルに挑戦し成功。沢島忠の放埓自在な創造性がプロットの組み立てにも、カットのつながりにも瑞々しくいきわたる。時代劇ややくざ映画の東映というイメージが崩されて楽しい限りだ。[投票]

Plots

1 件
★5燻ゆる情炎(1927/米)勤めていた会社の女社長と婚約した男。男は女より遙かに若かった。ある日、女社長の妹が二人を訪ねる。3人は披露宴の前週、山に登る。そのときの事件がきっかけで若く美しい妹と男は恋に落ちてゆく。男は婚約者に自分の真意を伝えようとするが‥‥‥ [投票]