ジェリーさんのお気に入りコメント(1/130)
博奕打ち(1967/日) | 若山富三郎は東映仁侠映画に欠かせない存在となった、と言っても過言ではない。そんな会心の悪役演技だ。自身の発案で身に付けたという丸縁メガネが、凄味を引き出す隠し味となっており、主役の鶴田浩二さえも完全に食ってしまっている。 (AONI) | この1本で[投票(2)] |
博奕打ち(1967/日) | 小池朝雄の能面顔と、終始、好相崩さぬ鶴田浩二の不動の禁欲に博打打ちの孤高を知る。対する若山富三郎の丸眼鏡の顎傷にヤクザの狡猾が滲み、待田京介のギョロ目と山城新伍の泳ぎ目に小心が写る。顔で生きざまを綴る任侠映画。 (ぽんしゅう) | 開巻、胴元務める[投票(2)] |
明治侠客伝 三代目襲名(1965/日) | 藤山寛美のユーモラスで粋な造形は鈴木則文のいい処が出ているのだろう。彼なかりせば見処少ない。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
明治侠客伝 三代目襲名(1965/日) | 藤山寛美がココロ憎いばかり。 [review] (くたー) | 息苦しいほどに隙のない空間に、フラリとあらわれる飄々とした[投票(2)] |
マッチ工場の少女(1990/フィンランド) | カティ・オウティネンは少女には見えないけれど、バーでのナンパで見せた笑い顔が頭から離れない。 (動物園のクマ) | 冒頭の機械の無表情な動きがこの映画そのものなのだろうが、マッチの作り方、とか、納品チェックの中身、とか本題とは異なるものに惹かれているうちにあれよあれよと落とされていく。[投票(2)] |
カルメン故郷に帰る(1951/日) | KEI) | 初カラーという事では、照明が丸分かりで、大いに気になった。しかし浅間の雄大な景色は見事に捉えられていて、総天然色が映えた―これが1番だ。物語も木下らしいいい話にまとまっている。 ([投票(1)] |
君よ憤怒の河を渉れ(1976/日) | review] (マッツァ) | つっこみ所満載。中盤からはもう小学生的発想の異次元脚本で観客を唖然とさせ続ける。上映時間の長さもヒロインも全てが異常な空気に包まれた怪作。あと忘れてはいけない→ [[投票(4)] |
儀式(1971/日) | ゴッドファーザー』のように深く濃密な世界が映し出されていれば結婚式から始まる各儀式も存在感をもつが、本作のように図式的な骨組みだけを見せられると興醒めしてしまう。「儀式」が象徴する「戦後社会」を撃つ以前に、大島渚による儀式の描き方が硬直的(すなわち「儀式的」)だから、思想をたぶらかしたお遊戯にしか見えない。(★2.5) (グラント・リー・バッファロー) | 例えば『[投票(3)] |
暗殺の森(1970/伊=仏=独) | review] (巴) | 絵画のような(安定した)構図、静謐な狂気。ピンと張っていた輪ゴムがビチン!と切れてしまった‘暗殺の森’のシーン。雪崩れる、世界。 [[投票(5)] |
遥かなる山の呼び声(1980/日) | 高羽哲夫さんのカメラが素晴らしいのひとこと。この作品はシネスコ、ゆえにハイビジョンで観るともっと凄いんだろうな。レビューは気付いた点を1点。 [review] (takud-osaka) | 北海道の大自然を網羅した、[投票(4)] |
遥かなる山の呼び声(1980/日) | 高倉健、苦労人の倍賞千恵子、軽い武田鉄矢、ベタとも思えるほどに役柄にぴったりのキャスティングが役者の持ち味を最大限に引き出している。ハンカチだけはちょっと余計。[Video] (Yasu) | 無口な[投票(3)] |
日本の夜と霧(1960/日) | 大島渚の映画って、その時代とともに体験しないと威力半減しますね。個人的にはスゲーなあと思います。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |
日本の夜と霧(1960/日) | review] (町田) | 大島作品には「参加すること」が求められているのである。当事者意識無しに画面を眺めるだけではアラ以外の何者も見えてこないのである。これ程までに力強く論理的で、しかもミステリ的興奮に満ち溢れた作品は後にも先にも無いのでは。 [[投票(6)] |
ホタル(2001/日) | tredair) | 字幕が出るのではなく、自分たちも夫婦とともに通訳の口が開くのをじっと待つ。そのピリピリとした緊張感に制作者たちの誠意を感じた。簡単には伝わらないし伝えられない、そして、安易に伝えても受けとってもならない歴史。その重みがそこには確かにあった。 ([投票(6)] |
ホタル(2001/日) | review] (甘崎庵) | これのお陰で知覧の特攻隊記念館に行く気持ちになれました。 [[投票(3)] |
仁義なき戦い 完結編(1974/日) | 頂上作戦』で既に「戦い」は終わっていたのであり、これオマケのようなもの。 [review] (たかやまひろふみ) | 『[投票(2)] |
仁義なき戦い 完結編(1974/日) | review] (町田) | ああ、また [[投票(3)] |
仁義なき戦い 完結編(1974/日) | review] (おーい粗茶) | 第1作の翌年の作品なのに確かな年輪を感じるところがすごい。 [[投票(4)] |
仁義なき戦い 完結編(1974/日) | 小林旭)。シリーズ屈指の好オープニング。 [review] (Myurakz) | オープニングの天政会平和デモのモノクロ映像、「大通りをスーツ・紋付のヤクザ軍団が練り歩く」って絵ヅラだけで痺れまくりました。ましてやその先頭は武田明([投票(2)] |
ゼロの焦点(1961/日) | review] (poipop) | 戦後日本の勘違い [[投票(3)] |