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博奕打ち (1967/)

[Crime/Drama/Action]
製作俊藤浩滋
監督小沢茂弘
脚本小沢茂弘 / 村尾昭 / 高田宏治
撮影鈴木重平
美術鈴木孝俊
音楽津島利章
出演鶴田浩二 / 待田京介 / 若山富三郎 / 小池朝雄 / 河津清三郎 / 山城新伍 / 河野秋武 / 小倉康子 / 桜町弘子 / 橘ますみ / 芦屋雁之助 / 芦屋小雁 / 名和宏 / 藤山寛美
あらすじ昭和初期の大阪、博徒海津銀次郎(鶴田浩二)と弟分の花沢(待田京介)に女郎屋の主人新吉(山城新伍)が泣きついてきた。明後日に迫った博打の借金を黒田一家(河津清三郎)に返さないと店を取られてしまうという。成り行きで一肌脱ぐことになった銀次郎は賭場で大金を稼ぎ新吉に渡すが、新吉は事もあろうにその金をまたしても博打につぎ込み店を失い、さらに女房まで自殺してしまう。引き下がれない新吉と花沢は銀次郎に無断で黒田一家の賭場でイカサマの大勝負を挑むが・・・<東映京都/90分/カラーワイド> (sawa:38)[投票]
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全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4開巻、胴元務める小池朝雄の能面顔と、終始、好相崩さぬ鶴田浩二の不動の禁欲に博打打ちの孤高を知る。対する若山富三郎の丸眼鏡の顎傷にヤクザの狡猾が滲み、待田京介のギョロ目と山城新伍の泳ぎ目に小心が写る。顔で生きざまを綴る任侠映画。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4任侠の閉じた世界の中の更にミニマムに限定された領域で鶴田待田山城VS河津若山(快演)・小池のシンプル構図も心地よく、小沢演出もアップ使いの時宜を得てナイス。後の組織論的笠原世界とは違う味わいが又良い。 (けにろん)[投票(1)]
★4ラスト30分、次々と仕掛けられる理不尽な現実。侠客モノの定番とはいえ、この脚本の面白さは鉄板であろう。悪役側が必ずしも極悪でなく身内に非がある点など、後の『総長賭博』『外伝』に繋がっていく脱大衆娯楽の先陣を担っている。 (sawa:38)[投票]
★3この1本で若山富三郎は東映仁侠映画に欠かせない存在となった、と言っても過言ではない。そんな会心の悪役演技だ。自身の発案で身に付けたという丸縁メガネが、凄味を引き出す隠し味となっており、主役の鶴田浩二さえも完全に食ってしまっている。 (AONI)[投票(2)]
★2デリケートなところで後味が悪い。登場人物間の付置結構はまとまっているのに、一部登場人物の結末のつけ方に共感を阻むところがある。観客の感情マネジメントの粗っぽさが敗着の原因。それにしてもこの若山富三郎はすごい。 (ジェリー)[投票]
Ratings
5点0人
4点4人****
3点3人***
2点2人**
1点1人*
10人平均 ★3.0(* = 1)

[この映画が好きな人]

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