★5 | コメディの本質を押さえた脚本と壮大なる自然が良い。牛と山をバックに踊る様がなんとも芸術的だ。スクリーンの中で楽しそうに生きている人達に涙がでそうだった。90/100 (たろ) | [投票(3)] |
★5 | 大昔から平和に暮らして来た山奥の村に、「文化」がやってきた。見る側も、それをする側もなんだかもうひとつよく解っていない。戦後の混乱期からひと段落した日本人が、これからはきっといいことがありそうな、そんな気分にさせてくれた大らかなコメディ。 (takud-osaka) | [投票(2)] |
★4 | 小学校の校庭。先生役の佐田啓二らがダンスをしている場面が映り横移動して一人の男の子。さらに横移動して盲目の佐野周二が登場するこの素晴らしい移動撮影。どう考えてもふざけているとしか思えない木下演出が随所で弾けてこれも面白いのだが、そんな中でこの佐野の登場カットのような神懸った画面がある。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] |
★4 | NHK「プロジェクトX」で取りあげてほしい [シブヤ・シネマ・ソサエティ] [review] (Yasu) | [投票(3)] |
★4 | 高峰秀子の太腿が拝める映画。笠智衆がヘンで可愛い。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★4 | 初カラーという事では、照明が丸分かりで、大いに気になった。しかし浅間の雄大な景色は見事に捉えられていて、総天然色が映えた―これが1番だ。物語も木下らしいいい話にまとまっている。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 総天然のうたりんゲージツ!風と共に去っていった・・・。
北軽井沢風名曲クラシックのアレンジ演奏もいい味。 (マグダラの阿闍世王) | [投票(1)] |
★4 | 「マダムと女房」が見たい。どうしても見たいんだぁ! (りかちゅ) | [投票(1)] |
★4 | 風が強い日に撮ったんだね。 [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★4 | 観客の中に由利徹がいたら+1点だった。(05・12・07) (山本美容室) | [投票] |
★4 | ヒロインたちが、なんのてらいもなく、自分たちを「ゲージツ家」だと信じているところが、かわいいし、後味がいい。このテカテカの青い空みたいな、根の明るい映画。 (イライザー7) | [投票] |
★3 | 日本初の総天然色映画と言うプレッシャーに松竹の伝統芸で真っ向から勝負した木下恵介に拍手。涙あり、笑いあり、そして空はどこまでも青い。 (直人) | [投票(2)] |
★3 | 戦後6年目のゲージツはどう爆発したか。☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★3 | 日本初の総天然色映画という記念すべき作品だとは思うが、ストーリー自体は普通。いくら田舎者で頭の軽い娘とはいえ、生業としているストリップを崇高な芸術だと本気で考えているとは信じ難い。 [review] (青山実花) | [投票(1)] |
★3 | 緩やかな傾斜のある場面が多く平坦にならないが、この二人がそこにいると
妙な味がある。
丘の上で踊る、馬や牛、それに青空が余計に掻き立てる奇天烈さに笑って。
脳が晴れる始末で困る。 (モノリス砥石) | [投票(1)] |
★3 | 活力と自由の象徴として画面の大半をしめる白煙たなびく浅間山と、どこまでも青く広がる大空を舞台背景に準備した時点で、この歴史的カラー作品の評価は決定した。後は若草の丘の上、派手な衣装で踊る女と、その素肌。どんな絢爛なセットも適うまい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | この映画の見せ所は実は坂本武の泣きの芝居ではないかと思う。 (3WA.C) | [投票] |
★3 | 普遍的なカルチャーギャップコメディなんだが、それぞれに滑稽なカルメンと村人たちが実に愛情深く描かれており可愛らしい。思わずニコニコしてしまう明朗さがある。オルガンの曲は暗くてよろしくない。 (ペンクロフ) | [投票] |
★3 | 全体的にはインパクト控えめな印象の作品ですが、小ネタは素晴らしく面白い。 [review] (づん) | [投票] |
★3 | 初の国産総天然色映画。それだけに突き抜けた明るさを感じられる作品です。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★2 | 歴史に残ることが確定された日本初総天然色映画の祝祭的記念碑に敢えてストリッパーを主人公にしたことに偽善的な臭いを感じる。だから、彼女たちがバカ陽気にお人好しぶりを発揮すればするほど、あざとく思え嫌悪感が募る。ただ色だけは本当に驚くほど綺麗。 (けにろん) | [投票(4)] |
★2 | 当時の観客は、母国が創りあげた総天然色大パノラマに酔い、広がる蒼穹に目を見張って肝心のストーリーがいかに平板かなぞ気にもとめなかったのだろう。もはやカラーだということに何の驚異も感じない現代人には、太古の恐竜のごとくオーソジェネシスに身動きもせず芸もできない、退屈なフィルムとしか見えはしない。 (水那岐) | [投票] |