[コメント] かげろう(2003/仏=英)
簡単に見れば、未亡人である子持ちの女性と少年との一線を超えた恋愛関係を描いた映画なのだが、ラブ・ストーリーとして観るにはあまりにも内容が薄っぺらい気がする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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1940年、戦火のフランスから逃れ、無人の屋敷で暮らす未亡人の二児の母親と命を救ってくれた少年の恋を描いた映画。
簡単に見れば、未亡人である子持ちの女性と少年との恋愛関係を描いたラブストーリーなのだが、未亡人の女性オディールが少年イヴァンに引かれるようになるまでの展開が長く、その割に二人が本格的に関係を持つかというところでイヴァンが逃げてしまい映画が終わってしまった。
エピソード的にも後半に登場する帰郷中の軍人二人は、オディール親子やイヴァンの関係を乱すなりの役回りを与えて、イヴァンの彼女へのやきもちをもっと煽ってもよかったと思う。ナレーションによるストーリーの進行をオディールの娘のカティにさせた意味もよく分からなかった。
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