[コメント] 恋愛適齢期(2003/米)
とっても頑張ったダイアン・キートンに対し、ニコルソンはかなり適当。彼の最近の役選びは「お気楽」を基準に選んでいるようだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ニコルソンの『カッコー』『イージーライダー』『恋愛小説家』を何度も観ている私としては、本作に笑っても、あのような恋には感動できないし、2人の演技にさほど驚きを感じない。確かに、有頂天になっているダイアン・キートンは愛らしいのだが、キアヌが言うほど、ずっと追い続けるだけの魅力があったかどうかは疑問。 周りを気にしない、3人だけの世界に入ってしまっていたのだろう。
ニコルソンの演技はと言えば、日本でほぼ同時の公開となった『NY式パッピーセラピー』と同じで軽い。ニコルソンもどきの素ケツを並べたシーンにあるように、ニコルソンの味は他の役者では出せないってことは判っているんだけど、もっと期待してしまう。 途方にくれた『アバウト・シュミット』も(これはいい作品なんだけど、)ニコルソンがまんまニコルソンだった。 そろそろ一発驚かしてほしい。
個人的には、鑑賞後アマンダ・ピートの出演作を確認したところ、取り立てて話題作でもないのに、ほとんど全て彼女の出演作をタイムリーに観ていたことが一番の驚き。いつも全然気にならなかった(隣のヒットマンでは脱いでるんだけどね)のだが、本作の彼女は魅力のある女だった。はじめてその存在を意識した。これが一番の収穫かも。
マルホランドドライブの夢のお兄さん(パトリック・フィシュラー)がそのままの格好?で出演していたのも、忘れないようにメモしておこう。
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