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[コメント] コールド マウンテン(2003/米)

素直に感動しました。泣けました。戦争はどの時代も起こしてはいけないってことですね… 人々皆を悲しくさせてしまうから…
映画っていいね

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







会ってから、それほど言葉も交わさずにも貫いていける愛…

エイダ(ニコール・キッドマン)、インマン(ジュード・ロウ)が戦争のため去り、父(ドナルド・サザーランド)が他界してからは、「自分は悲劇のヒロインだ…」みたいな現実逃避っぽくって、なんか最初は共感もてなかった…

だが、ルビー(レニー・ゼルウィガー)との共同生活が始まり、エイダも徐々に人間としての生活が取り戻されていって…

サリー(キャシー・ベイカー)さん家の井戸のシーンで、最後の結末は読めてしまったんだけど…

「なんとか、この暗い結末を、変えてくれ〜〜〜」と、思うほどこの映画に入り込んでいった。

それにしても、見終わった後に、この思い心境に陥ってしまったのは、

やはりなんといっても戦争という背景なのだろう……

北軍だ、南軍だ、義勇軍だ、となんでこんなに殺しあわなければならないのだろう…

戦争により、人間が“人間らしさ”を失い。行き着く結末は………

となってしまうのだから…

そんな中でも、この映画で“人間らしさ”を見せてくれていたのが、ルビーの存在だろう。 お金はいらないから、寝床と食事…私はメイドではないから…など

人間らしく生活しようとする姿、それでいて、ひょんなことから再会した父(ブレンダン・グリーソン)への思いやり、どれをとってもなんか素晴らしく思いました。(アカデミー助演女優賞、頷けました…)

あと最後に、インマンのエイダへの愛ですかね…

冒頭にも書いたけど、お互いあんまり接してなく、ホント最後にインマンが戦争に行くぞ〜〜ってときに、初めてのキス…

それだけで、心が通じ合うみたいな…

未亡人のセーラ(ナタリー・ポートマン)の家での、ベットでのシーン。「自分には好きな人がいる…」みたいにエイダへの愛を貫き通す……みたいな

あんな色っぽくなったポートマンにせまられても〜〜

えらい!!って感じでした。

最後の“I married you, I married you, I married you...”のシーンも、暗い結末前のひと時、良かったね〜〜

かなりの感動で、もう長々と書いてしまいましたが、戦争ということを背景にすると、やっぱ内容おも〜〜くなってしまいますね〜〜

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ミルテ[*] スパルタのキツネ[*]

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