[コメント] CASSHERN(2004/日)
期待通りにつまらなかった。というわけである意味、満足かな。
本編観ている間に降って湧いた疑問を、本編中の「人はなぜ戦争をするのでしょう?」というセリフのように羅列してみると
松竹は何故この企画にGOサインを出したんでしょう?
なぜ日本映画がCGをふんだんに盛り込むと、プレステの頃の「ファイナルファンタジー」を思い出してしまうんでしょう?
唐沢寿明は、何故こんな映画で熱演しているんでしょう?
なぜ、アクションシーンでカタルシスを感じられないのでしょう?
なぜ、映画なのにテーマを何一つ映像で訴えてはくれないのでしょう?
なぜ、情報がやたらと多そうな映像の中でストーリーが展開しているのに、世界観の広がりを感じられないのでしょう?
なぜ、クライマックスの回想シーンがあんなにもアンバランスなんでしょう?
登場人物はなぜ、葛藤しないでセリフを喋らせられてるように感じてしまうのでしょう?
なぜ、この映画と同様に機械軍団がわんさか出てきてストーリーが破綻していた『マトリックス レボリューションズ』でさえマトモな作品に思えてくるのでしょう?
最後に監督と宇多田はなぜ離婚しないのでしょう?(2005年3月現在)結婚当初から待ってるんですけど
ってな感じなわけで。そこそこ楽しめたのは40分くらいまでで、この監督のオナニーに耐える残りの100分はなかなかキツかった。とりあえずこの作品の鑑賞を通して、2004年、これの悪評を一気に消し去った『デビルマン』観賞に向けて、ある程度心の準備ができたかなぁ、と。
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