[コメント] 長崎の歌は忘れじ(1952/日)
田坂監督の渾身作なんだろうけど、こういった繊細な役に京マチ子はミスキャストに思えてならない。若尾文子はデビュー間もないのでチョイ役でした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
だって、京マチ子なら「戦争が終わったってのに、あたしゃ、いつまでもメソメソとした女なんざ嫌いなんだヨ」とか今にも言いそうじゃん。
捕虜になったら家族の恥になるため、デタラメの名前を言うというのは本当にあった話らしく、オーテス・ケーリーの「よこ糸のない日本・天皇と日本人とデモクラシー」によると、 偽名には3パターンあって、自分の友人を名乗るパターン、姓はそのままで名を変えるパターン、 長谷川一夫、阿部定、伊那勘太郎など、有名人の名前を名乗るおふざけパターンがあったそうな。特に長谷川一夫は多く、100人に1人ぐらいはあったとか。
クライマックスの琴協奏曲(っていうのか?)はなかなかよかった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。