[コメント] XYZマーダーズ(1985/米)
コーエン喜劇の原点はカルトに満ち溢れている!新進気鋭のサム・ライミを擁して終始腹黒い演出に徹底。また怒涛のアクションは現在の監督を彷彿とさせること間違いなし。お約束のオチもブルース・キャンベルの起用法も全てが楽しい!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ゲス男ってアンタ(笑)
序盤こそ話が前後する複雑なプロットになっているものの、それ以降はまさしくスピーディな展開で思い切りサム・ライミな映画に仕上がっている。アパートではコントの数珠繋ぎといった感じで、ここではコーエン喜劇の本領が発揮される。特にナンシーを捕らえたアーサーとヴィクとの掛け合いには思わず笑ってしまった。舞台がハイウェイへと移されると、ここからはもうサム・ライミのオンステージだ。デブちんはゲラゲラ笑っているだけだが(苦笑)、観ている側をぐいぐい引き込むスピーディなアクションの連続は、まさにサム・ライミならでは。『スパイダーマン』(特に2作目)が評価される理由も大いに理解できる。この時から、既にアクションの描写に長けていたのだ。
スパイダーマンシリーズを撮り終えたら、またこの3人の映画を観たいもんである。
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