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[コメント] 公債(1918/米)

戦時公債購入を呼びかけるプロパガンダ映画としても希代のエンターテイナーの仕事とは思えぬBAD作
junojuna

 チャップリンが自費を投じてまで製作したといわれるプロパガンダ映画である。ラストカットにいたってはカメラに向かって公債の購入を呼びかけるなど、後年の厭戦路線とのギャップに少々戸惑いを覚える作品である。この次作が『担え銃』であることもなんとも不可解な仕事といえよう。低資本、鳴かず飛ばずで力の抜け方が作品と呼んでいいかどうか疑問であるが、文字通り、アクション、アイデアともに弱しで見る影もない。

(評価:★2)

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