[コメント] 天使にラブ・ソングを2(1993/米)
やっちゃぁ可哀想だけど、やっぱり前作と比べちゃう。
前作に乗っかってる。テレビドラマ向けのシナリオ。
ちっちゃくまとまってしまってる。キャラが多すぎ。
それと...シスター・ロバートの出番が少ないよぅ。
前作もそうなんだけど、とても楽観的なストーリーなのです。次々と、いとも簡単に、人に喜びと成功と自己改革(っていうのかな?)をもたらすウーピー姉さんはまさしく聖女。
でも、コメディなんだからイイじゃん!! というのが、このシリーズの魅力なのです。前作は最初から最後までコメディでした。しかも、"修道院"という一種の狭い理想境的な空間と、"尼さん"という現実臭のないキャラが中心だったからこそ、頭をからっぽに、素直に、このコメディを楽しめたんです。
ですが、今度は高校です。これは、いかん。あまりに生々しい所です。しかも、問題児がそろってるなんて。この厳しい現実的な空間において、ウーピー姉さんがいくら聖女でも、ああも簡単に問題解決されては、はっきり言って興ざめです。つまり...
「んな、簡単にいくわけないじゃん。ばかにすんな。」
と思ってしまうんです。しかも、変に泣かせようとしているっぽい場面まであった! おいおい。特に、近年の教育問題なんぞを知っていると、ますます楽観的すぎる感じがしちゃいます。
前作がいいだけ残念ですね。
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