[コメント] パンドラの箱(1929/独)
本作も無声映画の到達点と云いたくなる素晴らしさだ。聖悪併せ持ったイコンとしてのルイーズ・ブルックスはもう映画の神の計らいとしか思えない。のみならず全編力のこもった画面の連続であり、アップカットの挿入も適切。こゝぞという際のトラック移動のカットも実に見事。ラスト近くのナイフの表現も神懸っている。
(ゑぎ)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。