[コメント] キル・ビル Vol.2(2004/米)
パロディーというか剽窃趣味というのか分かりませんが、そういうものを前にした時に、「既視感覚が刺激される楽しさ」、というのはもちろんアリだと思います。
が、「趣味の極め具合(もしくはオタク度の高さ)」とか「作り手側との趣味を介しての疎通」とかよりも、むしろそういうモノを前にした時に個人的に期待するのは、既成のネタと作り手本人の我との間に生まれる「化学反応」、みたいなモノだったりします。今回も見ている間はそれなりに楽しいけど、そういう思いがけない楽しさというのがイマイチ感じられませんでした。それぞれのピースに新しい命が吹き込まれ損なっている、という感じかな・・・。あくまで個人的に感じたことですが。
ということで、前回のコメントで予告したように★3つにしようかと思ったけど、映像面を始めとして+αの面白さもあったと思うので、[3.5点]ということで。個人的にはパイ・メイの「髭サラリ」が結構ツボ。
(2004/11/18)
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