[コメント] リアリティ・バイツ(1994/米)
裕福すぎて、仕事を選べる国柄だから、余計悩む事が沢山あると思う。 折角仕事を選べるなら、好きなことが出来ることで、食べて生きたいと思うのは 当然な考えな気がする。
とにかく食べていかなきゃならないなら、中国のように集団で工場で働けばいいのだし・・ それでも、周りの人も工場で働いていて、仲間に囲まれて、楽しく生活できるんであれば、工場だっていいと思う。
大事なのは、好きな事をして、心地いい環境で、健康に生きていく事だと思う。
この若者が勝手ばかり言っている、というならそれは、彼らの自由に嫉妬しているんだと思う。
映画にも出てきた「私のやっている事で世界中の飢餓はなくならないけど・・」っていう台詞がこの映画を象徴している気がする。
自分のやっていること世界平和に繋がるなんて大それた事はやっていないけど、それを直接的間接的に関わっている人は、とても素晴らしいと思うけど、そんな活動をされている方は、若者達が好きな事をやりたいって言ってモラトリアムでいる状態を責めはしないと思う。 大げさだと思うけど、食の悩みも心の悩みも死に至る重病だと思う。ただ心は表面的には分からないから周りの人は助けられないことが多いと思う。
あと、社会に適応できない若者って解釈があるけど、適応できないのは当然だと思う。だって皆生身の人間の集団だし、考えも人それぞれだし、それが真面目に生きようとすれば衝突するのは当たり前で、円滑にことを運ぼうとすれば嘘や妥協が必要になってくるわけだし。自分の意見を突きつけるのは傲慢だけど、自分に会う環境を探す事は悪くないと思う。
自分が築いてきた過去の栄光を振り返りながら後ろを見て生きていくのではなく、未来に希望をもって生きていこうとするエネルギーを感じたので5点です。
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