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[コメント] クアドロフォニア 多重人格殺人(1999/米)

主人公が考える「有害」「無害」の境界線が曖昧すぎる。よって人物設定が荒削りのようにしか思えない。独自の雰囲気を持つ映画なことに間違いは無いが、最後まで入り込むことが出来ず。オーウェン・ウィルソン単独主演を味わうのみ…
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







どうもオーウェン・ウィルソンは単独主演が少ない。ジャッキー・チェンやエディ・マーフィ、ジーン・ハックマンなどとペアで主演をこなしている。彼の単独主演としては初の鑑賞だった。

うーむ、どうも惜しい。この切ない殺人者の人物設定はふわふわしすぎだ(笑)。殺人を犯すまでの動機も彼の行動からはあまり読み取ることは出来ない。セリフで片付けてしまうのは少し卑怯だ。

また、ダグの家族も最終的には「答え」のようなものは出てこないのも不満。娘の存在もそうだが、ダグがジェーンを殺害することの真意も…ちょっと解り辛い…。

シェリルの存在もよくわからないねぇ。

(評価:★2)

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