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[コメント] デイ・アフター・トゥモロー(2004/米)

これって反米映画!?   DVD本編4回鑑賞、特典未公開映像など鑑賞04.10.10
中世・日根野荘園

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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パニック映画好きなので、映画館で見たかったけれど。行けなかった。残念。

DVDの本編と特典映像で、かなり環境保護に洗脳されています。環境にうるさいドイツ人譲りなのか、監督はアメリカ批判をしているように感じます。

メキシコ国境も封鎖される。

京都議定書を離脱したアメリカ。守れよ!米政府。 わかりやすい温暖化への警告

戦争するとどれだけ公害を出すか? 大国が守らなければ、続く先進国、中国の急な発展による公害を誰が止めるのだろうか?日本の役割を考えると過去自国で行った過ちを隣国には見て見ぬふりなのだろうか?

まるで『首都消失』にも似ている。『米国消失』(面白いかも) これも小松左京氏か。『日本沈没』『復活の日』も思い出してしまった。そういえば『八甲田山』というのもあったな。

ドイツ生まれのSF小説『ペリー・ローダン』シリーズが面白いのに。あっこれも主役はアメリカン。 是非監督!映画化を。

腑に落ちないシーン

1.頭の良い子が、なぜ足を治療しなかったのだろう?保健の授業をちゃんと聞いている子が?最初たくさん図書館に人がいたのに?医療関連の人ぐらいいるだろう。(船とオオカミとの絡みを入れたかったようですね。)

2.船に入ったとき、なぜ、扉を開けたままに?凍えるのだから閉めるだろう。凍って扉が開けられないから?とは思えない。(オオカミと絡ませたかった)

図書館の暖炉のある部屋も結構、開けっ放しにするサム。(お坊ちゃんか!)

3.図書館に残っている人が、少なすぎると思う。

4.燃やすのは本だけでないだろう?(多くの人が思うこと)

5.ショッパーズモールらしい屋根(ガラス)を通過するのも不思議。   積雪の薄さは足の感覚が変わると思うが。初めて防寒靴を履いた人では無さそうだし。(ひとりを死なせたかったのだ。)私ならこんなところで死にたくないよな。価値あるところで死にたい。死なせたい。

6.ニューヨークでもどこが陸地か海か判らなかったのに、宇宙から地中海イタリア半島が見える?   海は盛り上がったのだけれど。

7.メキシコ国境封鎖。車を捨てて徒歩で越える。その後、国境開放「スムーズに流れる」。えっ、捨てられた車群は?

と、まあ〜いろいろあるがパニック映画なので、良いか!?

次は、マイケルクライトン氏に脚本してもらいニューヨークに津波と爬虫類、エイリアンを同時に出したら面白いよ。(東映映画まつり:推)

2004.10.10

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ジョー・チップ[*]

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