[コメント] 明日、陽はふたたび(2000/伊)
「大人だって恋をするのよ」
映画自体は「ああ、最近のイタリア映画はこういうタッチなんだ」みたいな感想しかない。フェリーニやデシーカのような、なんともいえないサーカスの汚らしいピエロ的悲しみが漂うタッチはもうないんだなあみたいな。
で、特記すべきはこの映画のなかに出てくる「大人だって恋をするんだよ」っていう台詞。なぜかハッとさせられた。「恋」をするのは子供である、っていう概念。つまり「恋」というものが子供に与えられた特権であるっていう認識なのか?これは新しい。それでいて正しいかも。「恋かぁ…」なんて考えさせてくれましたこの映画。でもって大甘の4点。
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