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[コメント] MAY−メイ−(2002/米)

こんな設定をホラーで描くことは数々の巨匠が既にやってきた。だが、この新人監督の視点は従来のものとは微妙に異なる。その新鮮さに魅了されてしまう。美しくも切ない反面、細部にまで拘るグロテスクな表現がより一層の心理描写を演出している。
ナッシュ13

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無情にもメイの手によって葬られたスージーが悲しい。この出来事は彼女が過去の(それまでの)人生を闇に葬るという意味は全く無く、全てはラストの惨劇への布石である。復讐などといった次元ではない。彼女は完全に侵されてしまったのだ。彼女の人生が彼女自身を侵してしまったのだ。この奇妙なカタルシスは一体…。

新人監督のラッキー・マッキーには今後も注目したいと思う。この作品は、いかにもサンダンスで絶賛されそうな内容だが、それで十分やっていける。どんどんこんな作品を撮り続けてみればいかが?と思う(笑)。次回作もホラーのようだし期待が持てる。

正直アンナ・ファリス目当てで観たようなものだが、鑑賞後は完全にアンジェラ・ベティスに心を奪われた状態。彼女、この作品だけを観れば年齢に見合わないルックスだと思われがちになるかもしれない。しかしながら他の作品…と言っても自分はトビー・フーパーの『ツールボックス・マーダー』しか観ていなかったが、この作品における彼女はメイにあるような少女らしさは微塵にも感じられない勇敢な女性を演じている。また、フーパーの次回作とされていた(監督を降板したらしい)『Brew』にも主演予定で、これはかなり期待ができる。共演にはなんとブラッド・ダーリフ!こりゃあ楽しみ。

余談ばかりで申し訳ないですが、アンジェラ・ベティスの出演作の羅列を見ていると『Carrie』の文字が。なんと彼女、TV版キャリーにおいて主人公キャリー・ホワイトを演じているのだ。まさにこの映画の設定にある母子関係の原型ではないか。キングの超名作『キャリー』を再び彼女が演じるとなれば、これはもう、ホラークイーンの誕生ではないかと本当に思ってしまう。

ううむ…鑑賞中も思ってはいたがジェレミー・シストは若い頃のジョン・トラボルタそっくりだし…

ちなみにアンジェラは、安達裕美と牧瀬里穂を足して2で割った感じ(笑

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)kawa[*] わっこ[*]

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