[コメント] ウルトラマンゼアス(1996/日)
当時の状況がイマイチわからないのだが、これはバラエティか何かのコントから始まった企画なのだろうか。80とティガをつなぐ唯一の国産かつ10数年ぶりのウルトラマンの復活がこれであるというのなら、少し寂しい気もする。
※詳しいひとから、これは映画ではなくビデオでのみ出たものだった、と聞いた。なるほど、と思った。 2011.1.23
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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冴えないいじめられっこである主人公こそが実はウルトラマンであるということや、一見ただのガソリンスタンドかと思いきや実は地球防衛軍の基地であるということ、何よりゼアスの必殺技であるペニシュッシュラ光線を使うことができない(敵の思うツボになってしまう)ということなど、映画をおもしろくできたはずの設定がいくつもあっただけに、ひじょうに残念なできだ。
とんねるずありきでなければ、彼等を大きくからめないことには30周年とは言えウルトラムービーに人々を呼び込みがたい時代だったのかもしれないが、なればこそ、もっと真摯な映画にしてもらいたかった。
あわよくば劇場内の子どもたちに一緒に唱和してほしかったのだろうな、といった山場のひとつと、それまでの、あからさまに大きなお友だちやとんねるずファンをあてこんだと思われるNOT子ども目線なつくりとの乖離もかなしい。
これはいったいだれのためにつくられた映画だったのか。
つかみのいかにも祝祭的な高揚感から一気にパニックへとつながるシーンはベタとはいえステキでワクワクしただけに、そこだけが特出していただけに、いっそう暗い気持ちになる。
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