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[コメント] マイキー(1992/米)

マイキーの殺戮劇、ほとばしる性欲、見え隠れするサイコな一面。どれを取っても最強最悪な要素だが…ハッキリ言うぞ、好きになれるかよこんな映画(笑)。救いの手を差し伸べても、ただそれを弄ぶだけ…。製作の意図が全く読めないっす。
ナッシュ13

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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悪ガキ映画で思い出すのはマコーレー・カルキンの『危険な遊び』。今ではスーパースターのイライジャ・ウッドも共演しているホラースリラーだ。この映画はタイトルの通り、その悪行は「遊び」の領域に留まっている。対して、このマイキーは「危険な殺し」である。まるで比べ物にならない…それほど恐ろしい悪ガキ(笑)。ここで忘れてはならないのが、『ホームアローン』などキッズコメディが溢れる中、このようなホラーが製作されてしまったという事実。…挑戦状か?…なんてこった(笑)

ちなみにVHSのジャケット裏には「全世界で上映禁止!」などと記されていた。そりゃ中止になるわな…と思ったが、IMDbによるとどうやらオーストラリアとフィンランドでは公開された模様。これも恐るべし!

てなわけですが、マイキー少年は一体何者なんでしょう?この映画では過去の傷が明らかにされないし、ただマイキーがほのめかすだけ(胸の傷?)。同情の余地は無く…というか同情させる隙も無く終わってしまう。新しい新居を重ね、気に入らなければ一家を惨殺。(おそらく)高い知能を武器に、表向きには天使のような可愛い少年を装おう。かと思えば、犯行をビデオに録画するというサイコ(キ○ガイ)な行動に出るわ、お姉さんのセクシーな身体を嘗め回すように観察しちゃうわで…。

後はノーコメント(笑

(評価:★1)

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