コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] テロ2000年 集中治療室(1992/独)

議会制民主主義の限界と愛と孤独!福祉・警察国家(ファシズム)化する現代国家機制へ警笛を鳴らし、「自由・平等・博愛」にかわる国家理想をでたらめに探究!!現在もっとも先鋭的な「国民」の自己認識!!!
ゴルゴ十三

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 完全なる衆愚制に堕した近代国民国家を内部観測した、告発の映画。民主主義の理念は建て前と化し、自由主義は経済のグローバル化の美名の下、ただの守銭奴の思想に成り下がってしまった!自由主義の理念を失った我々は無能な福祉・警察国家に無い頭をたれる小羊と化すのだ!!

 普段はシンナーとマスターベーションに明け暮れているネオナチ=政治家=警察と霊媒師の三位一体が、移民を襲う。移民は言葉が不自由で「マン●!」としか言えないアフリカ人マツンバさんの下収容施設で反乱を起こす。リベラルな老婆を犯し、職員のダウン症児を傷つける。そして殺された移民の葬儀でウド・キアー扮する神父が叫ぶ:「ドイツはアメリカじゃ無い!移民は出ていけ!!」

 牧神=司祭型権力の問題点を鋭く且つでたらめに抉り、極右極左両翼から激賞をあびた(襲撃された)怪作。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。