[コメント] 48時間PART2 帰って来たふたり(1990/米)
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勿論、「奥さ〜ん」とは、ポリスの名曲「ロクサーヌ(Roxanne)」のこと(この曲、ロック・ファンには有名な空耳で、「ロクサーヌ」が「お〜くさ〜ん」と聞こえるのだ)。
PART1の監獄の中で、レジー(エディ・マーフィ)がウォークマンを聞きながら熱唱していたのがこの「ロクサーヌ」。8年経った本作で、またしても檻の中に入れられたレジーが、ウォークマン片手に熱唱しているのだが、今度は違う曲になってるのかと思いきや、またしても「ロクサーヌ」!! 8年もよく飽きなかったな。よっぽど好きだったのかなぁ・・・っていうか、テープは擦り切れなかったのだろうか?
ちなみに、この曲はポリスのデビュー曲です(参考まで↓)。
<< 参 考 >>
「 ロクサーヌ(Roxanne)」
スティング、アンディ・サマーズ、スチュワート・コープランドの3人で結成されたポリス(The Police)の記念すべきデビュー曲。発売当時は余りヒットしなかったのだが、デビュー・アルバム「アウトランドス・ダ・ムール(Outlandos d' Amour)」のヒットにより、1stシングルカット・ナンバーとして再発し、全英で12位、全米で32位を記録している。パンク全盛期に作られたため、パンク特有のアグレッシブなビートが前面に出ているが、レゲエのリズムを取り入れたりとパンクバンドには無い実験的な一面も持っている。歌詞は、ロクサーヌという名前の娼婦を愛した男の気持ちを綴っており、売春婦に捧げたエレジーとなっている。当時、売春婦がテーマになっていることから、本国では放送禁止となったという曰く付きの曲である。ちなみに、2ndシングル「キャント・スタント・ルージング・ユー(Can't Stand Losing You)」も、自殺をほのめかすということで、またしても物議を巻き起こし、1stに続いて放送禁止となっている。
ところで48時間では、誰の選曲で、この曲が使われたのだろう? エディ・マーフィの選曲だったとしたら、何となく分かる気がする。だって、彼の喋りも一歩間違えれば、放送禁止だもの。
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