[コメント] ≒会田誠(2003/日)
会田誠は好きになったけど、あいかわらず会田誠は嫌い。
彼の描く絵画は確かな技術に裏付けられ、その造形力を認めないわけには行かない。
他方で、漫画や段ボール城、映像作品などは、あまりにもコンセプト重視すぎて、つまらない。(特に映像はひどい。この映画の監督がとったらしいが。)
本作で中心になるのは、広島現代美術館から依頼された絵画作品の制作風景であるが、そこに見られるのは、本人が言う「制作そのものは単純作業であり、苦痛でしかない」という言葉とは裏腹に、制作に対する真摯な姿勢である。
結局、私には会田誠は掴みきれません。
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ついでに言うと、映画としてのこの作品は凡庸。ドキュメンタリー=適当にとるっていうことではないのでは?
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