[コメント] 天国から来たチャンピオン(1978/米)
人間が何よって生きているか、と言う事を感じさせてくれる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
人が生きている事、と言うのは基本的に記憶だと思う。
知っている、覚えている、コレがその個人を識別していく源だから。
だからジョーの事を知っている人はその共有する記憶の中でジョーをジョーと認める。(レバージュースとかサックスの音色だとか)
しかし、この映画ではもう一つあると言っている。 それはやっぱり「輝き」だと思う。
クォーターバックとしてワールドシリーズに出る為に孤軍奮闘し、 大富豪になった時には、自分の行動でやはり精一杯の事をする。
そしてそんな輝きを持つジョーに出会った女性ベティは惹かれていく。
もはや大富豪の肉体でも無く、本人としての記憶を失ったジョーにも ベティは気付いてあげる事が出来る。
それってやっぱり魂が輝いているからだと思う。
輝いている、輝こうとしているからこそ、 その魂は光り、人に気付いてもらえるのだと思いました。
サックスの音色の様な余韻が残る素敵な映画
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