[コメント] クローゼット・ランド(1991/米)
いつの日か理不尽に拷問される身となった時、この映画がフィクションではなかった事に気付く。私が私であり続ける為の手引書とならない事を願うばかりです。とは表向きのコメントで、
拷問撲滅を訴える今作は、その目的とは裏腹に私を惑わす悪魔のような映画です。(『戦場メリ』の台詞を拝借)
白と黒・密室・二人…余分なものを削ぎ落とし、目を閉じて声だけ聞いても愉しめるという、俳優のいけない魅力を全開に引き出した監督・脚本のラダ・バラドワジと美術・衣装の石岡瑛子、この二人の女性に感謝したい。
マデリーン・ストウの美しい叫び声。眠れない。。。
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