[コメント] 日日の背信(1958/日)
私が観たプリントはラスト数分間音声が出なかった。上映が終わった後、周囲の人は「岡田茉莉子は最後に何て言ってたんだろう」と話し合っていた。[三百人劇場]
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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妻がありながら他人の二号を愛してしまうという佐田啓二の役は一見だらしないようでいて、それでも妻のこともちゃんと思っている誠実さもあって、だがやっぱりその誠実さゆえに結局はヒロインを捨てることになってしまうという、言ってみれば一番始末が悪い手合。それでも、これによって本作が単なるメロドラマでなくなっているわけだから、微妙なところ。
ちなみに音声が出ないというのは予め観客に知らされていて、その代わりに入場料は無料だった。数分間音声が出ないだけで無料になるなら、たまにはいいかも知れない(あくまで“たまには”ね)。
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