[コメント] ドランクモンキー 酔拳(1978/香港)
『酔拳』のたき火のシーンには、あらゆる功夫映画の中でも至宝と言いきっていい輝きがある。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
師父とジャッキーがたき火を囲んで仲直りするシーンが、物凄く好きだ。不器用な師弟の姿に、涙が出そうになる。昔の功夫映画には、ああいうなんともいえぬ風情があったもんだ。
トンカチでハゲを殴ったら、たこ焼きみたいなコブができた。痛そうだった。ジャッキーが死ぬほどメシを食う場面も素晴らしい。低予算で画面がショボくても、いいかげんなカメラワークでも、脇役の芝居がマンガでも、それだけで映画の価値が決まるわけじゃない。そんな些末なこと以前に、この映画は輝いている。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。