[コメント] わらの犬(1971/米)
人間の心に潜む暴力を描いた作品の中では一番インパクトがあった。ペキンパーの映像の迫力はすごい。
頼りないひ弱な男性=ホフマンが暴力を否定するために暴力で身を守る。相矛盾した問題を映画から感じた。ペキンパー独特のリアルな暴力描写がそれを実感させる。ペキンパー=バイオレンスと片付けられがちだが、最近の映画は訴えるものもないままペキンパー以上のグロテスクな画像を世に送り出している。そこには嫌悪感しかない。
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