[コメント] セックス調査団(2001/独=米)
アルバトロスらしい直截的な邦題は一般的な映画ファンの足を遠ざけてしまった感があるが、いやそれで良かったのだ・・・。銀座の劇場は仕事を抜け出した親父で一杯でした。
車の音も煩いし、こういう独特の雰囲気を満喫できる銀座シネパトスって、外観は変わってもやっぱり素晴らしい映画館だと思いました。いや冗談じゃないよ。本気も本気。映画館とそこを定期的に訪れる観客との間に、長い月日を掛けて育くまれた太い信頼関係が存在している、というか・・・。とにかくシネパトスで昼観るエロ映画は最高です。貴方も貴女も一度、体験して観て下さい。一度でいいですから。
さて映画評。
期待してたほどエロじゃないし、心配してたほどつまらなくはなく、おまけにシュールでもデカダンでもない、意外なほど正攻法で撮られた「楽しくて、やがて哀しき」艶笑群像劇であった。監督のアラン・ルドルフはロバート・アルトマンの助監督だったそうだが、まだまだ師匠には遠く及びませんな。
俺は広告で使われていたロビン・タニーになどピクリとも反応しなかったが、初心なネーブ・キャンベルにはコーフンさせられっぱなしだった。
彼女にもベッドシーンがあれば、もう一点あげても良かったのにな。
ところで、アルバトロスさん『チアリーダー忍者』は、劇場公開してくれないのですか?
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