[コメント] ハイウェイマン(2003/カナダ)
映画自体は目新しくないのだが、殺人犯の特徴が従来の映画とは一線を画していて、何か殺人犯なのに心打たれる部分が多かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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女性連続殺人犯を追跡する男のアクション映画。
映画自体は犯人追跡の復讐映画で目新しくはないのだが、殺人犯の特徴が従来の映画とは一線を画している。なんと本作品の殺人犯ファーゴは既に一度主人公にやられて、両手が義手、両足も麻痺しているため、障害者仕様のキャデラックで殺人を行っているのである。障害者の人が観たらどう思うのかわからないが、両手両足が不自由というハンデキャップを背負いながら、障害者とは思えない運動テクニック、そして主人公と互角に張り合うタフネスぶりと一生懸命さは何か殺人犯なのに心打たれてしまった。また、下手に銃器を使わず、車での殺人にこだわっている点もよい。
しかし、この映画で疑問なのは、身元もわかっているし、犯人の車の特徴もはっきりしているのになぜ警察が犯人を捕まえないのかという点である。主人公レニーは警察が自分の証言を信用してくれないの一言で片付けているが、ちょっと納得がいかない。
カーアクション部分では、犯人の車が後方からの追突で同型の車を上空へ跳ね飛ばすという演出はちょっと強引な気がした。
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