[コメント] シェフと素顔と、おいしい時間(2002/仏=英)
当初の構想では男はアメリカ人の設定だったらしいけど、その方が面白かったに違いない。
ジュリエット・ビノシュとジャン・レノでは「匂い」が近過ぎて、「水と油」感が足りず、どうしてもドラマとしての起伏に欠けてしまう気がした。
もちろん、ふたりの演技は良いし、ちょっとした小物の色使いなどディテールにもフランス映画を観る楽しみがある。
後味は悪くない。4点は甘いかもしれないが、ジュリエット・ビノシュの笑顔には抵抗出来ない体質なので仕方ない。
ジュリエット・ビノシュがオードリー・ヘップバーンを思わせるという意見があったけど、個人的には、特に前半のメイクを落とすまでの演技はシャーリー・マクレーンだったかも。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。