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[コメント] ポケットの中の握り拳(1965/伊)

パゾリーニの過激さに比べればいかにも平板。話に深みがある訳でもなく、といって表層に面白味がある訳でもなく。
寒山拾得

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ブルジョアジーの自己崩壊は60年代には先端的な主題であったと確認すれば足りる。乱暴な編集は面白いが、ほかに何があっただろう。なるほどイタリア帰りの増村と共通する過激さがあるものの、増村のほうが面白いよ、もっと複線的だもの。

(評価:★3)

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