[コメント] 詩人の生涯(1974/日)
公房を絵解きするのではなく入念にトレースしただけの感がある。疲弊した老母の顛末はサディスティックでシュールだが、階級社会が降りしきる雪に覆われ消失する様は淡いロマン主義的な夢想であろう。切り絵がもたらす説話性が適合しすぎて意外性もない。
(けにろん)
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