[コメント] ステップフォード・ワイフ(2004/米)
キッドマンには普通の主婦の役は向いてないでしょう。この設定が本作の元となっているのでしょうが・・・。
オープニングでキッドマンがやり手プロデューサーを演じた部分までが私的にかなり良かったのですが、家庭人の下りあたりからは他作ほどの演技しているように見えず物足りなさが残る。キッドマンほど家庭的という言葉に縁遠い女優はいないかもしれない。『アザーズ』や『めぐりあう時間たち』では内面的な演技が要求され、それがキッドマンの表情と存在感を惹き立てていたが、本作は外っ面だけって感じがする。これはコメディとして意図された演出か?というと、意外と素の彼女なだけだったりするのでは?と思ってしまう。
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こっそりと追記
なんでも本作はキッドマン自ら認める失敗作だとか。監督の演出に相当不満を持っていたようです。ちなみに監督(フランク・オズ)はかの我らがヨーダです(笑) 彼女の中身のない演技は、不満と戸惑いから来る適当さだったようですな。彼女の本心を見破れたようでファンとしては素にうれしい。
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