[コメント] デビルマン(2004/日)
デビルマン、悪魔に魅入られたこの作品はいつの時代でも伝説を残す。原作者の永井豪先生もカメオ出演している。ハッピバースディ、デビルマン!!!
演出、脚本、役者が絶妙な感じでかみ合わず、我々の常識の斜め上、異次元の世界を垣間見せてくれる。
画面からあふれ出る、禍々しきオーラは、年齢、老若男女問わず拒絶反応をつい起こさせる。中途半端な作品がすべて忘れ去られる中、この作品を一度でも見た人は終生忘れ去ることができず、デビルマンまさにその名の通り、悪夢の如きトラウマを背負い込むのである。私は断言する。十年二十年先でもあなたはデビルマンにうなされるであろう!穏やかな朝のモーニングコーヒーのひと時、会社のパソコンのキーボードを叩いている時、デートの待ち合わせに場所に向かう時、トイレの便器に腰をかけた時、それは突然やってくる。
デビルマン、ああデビルマン、デビルマン。監督の魂も喰らい尽したこの作品はすでに漫画史に刻まれているが、監督と脚本家の名前とともに、さらに映画史にも刻まれるべきである。
私はぜひとも国宝に認定して欲しいと思っている。
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