[コメント] エクソシスト・ビギニング(2004/米)
後に引く怖さじゃフリードキン版、一時だけのビビらせじゃこのハーリン版。「エクソシスト」に相応しい味付けは間違いなく前者の方だが、時代的にどうしても多少ケレンみを出さないと受けないよという風潮があるのかもしれない。俺はこういうのも嫌いじゃないが、全部この方向で行ってしまうと「ホラー映画」の今後にやや不安も残る。
その答えは「オーメン」のリメイクで決定付けられる。ってそんな話は全く無さそうだが。まあでも「怖さ」=「ビビらせ」という小さなようで大きな間違えをこれ以上起こさせない為には「オーメン」を始めとしたいわゆるオカルト系ホラーの名作はリメイク若しくは続編の製作は控えた方がいいかも。やるなら全くのオリジナルで。
となんだかんだ言いながらしっかり2,3度はビビりを楽しみました。
要はリメイク及び続編を作るんならその元となる作品の肝をしっかり見据えることが必要だ、という事。
<追記>
あっ、「オーメン666」つーリメイクが製作されるんですね。しかも監督J・ムーア。向いてなさそう・・・。
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