[コメント] 靴に恋して(2002/スペイン)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
それぞれ孤独を抱えてる今、リセットする事はできるのか?うん、主要登場人物はほぼ出来たと思う。(DVによって亡くなってしまったイザベルの親友と、イザベルの旦那さん以外は。障害者のアニータも、ちょっと ” ? ” かな。。)リセットし、すがすがしく晴れ晴れ♪前進し、人生捨てたもんじゃないね!と言ったメッセージが伝わってきました。
主に5人の女性の人生が交錯し展開していくストーリーなのに違和感がない。年齢は違えども、どの女性にも唸らせられる。その女性達を彩る、300足もの靴,映像,音楽,衣装,化粧に表情、どれを取っても良し。
もう、どれにもこれにもポーーーッっとしっぱなし。恍惚。
5人の女性はもちろんの事、脇を固める男性陣もまた良くて…。(イケメンだし♪演技も◎)
もうこの映画に関しては賛美する事しか書けません。サントラ買いに行くかな、早速。(追記:買いましたが、サントラはちょっと期待ハズレでした…。オーケストラやピアノとかのだけで)
とか言いつつ、
ぽーーーと恍惚状態で鑑賞中、一瞬 ” へ ” と現実に引き戻されたシーンと言えば…
イザベル主催ホームパーティ、バスルームにいきなり入ってきた友人の旦那にイザベルが慌しく荒々抱かれるシーン。 あんっっっな早い人!…初めて見ました。。あーんなシチュエーションで、あーんなお粗末なセックス、、、そりゃあ虚しい気分も一際でしょう。。
(04/11/04@シアター・イメージ・フォーラム)
◆追記◆ (04.12.21)
『ラブ・アクチュアリー』 と似た感 (数人の話が交錯し繰り広げられるストーリー) あるものの、『ラブ・アクチュアリー』 より『靴に恋して』 の方が私が好きな理由は、恋に的を絞らず、夢,仕事,家族,ラブ,人生と幅広い問題に関わっていて、より一層リアル感があるかもしれない。
数人の話な割に、ひとつひとつの話が濃い気がするのも、こちらの方がお気に入りな理由のひとつ。
主に女性に焦点絞った事から、女性なら共感する話が少なからずある気がするが、男性は同感・感情移入出来ないかもしれない。その点、『ラブ・アクチュアリー』 と違い、幅広くうけないのかもなぁ。。残念。
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